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猫の火葬費用はいくら?109社の公表料金を集計
猫の火葬費用に、単一の相場額はありません。 当サイトが掲載している590社のうち、猫の火葬料金を公式サイトで公表している業者は109社(18%)で、その実額は1,100円から88,000円までの幅があります。※最低額の1,100円は名古屋市営の八事斎場(公営の火葬場。合同火葬のみで、立会い・収骨・返骨はできません)の料金です。民間の業者に限ると、最低額は2,300円です。
一般によく見かける「猫の火葬は2万円前後」という金額は、この幅の中間付近にあたります。実際には火葬方式と業者の選択によって、同じ猫でも数万円の差が生じます。
掲載109社の公表料金(実額集計)
当サイトが収録している業者の公式料金から、猫(小型犬と同区分)の金額を方式別に集計しました。
| 火葬の方式 | 公表社数 | 下限額の中央値 | 実際の幅 |
|---|---|---|---|
| 合同火葬(返骨なし) | 58社 | 15,000円 | 1,100円〜47,800円 |
| 個別火葬・一任(返骨あり) | 87社 | 22,000円 | 2,300円〜55,800円 |
| 立会い個別火葬(返骨あり) | 78社 | 28,000円 | 15,000円〜88,000円 |
※2026年10月17日時点の掲載データで集計しています。当サイトが各社公式サイトで確認した公表額のみを対象とし、複数社で金額がまったく同一のテンプレート的な記載になっていた437社は集計から除外しています(実際に確認できた金額だけで集計するためです)。同一業者・同一方式で複数の記載がある場合は下限額を採用しています。訪問火葬(火葬車)は猫の金額を公表している業者が1社のみで、集計に必要な件数に満たないため数値を掲載していません。合同火葬の最低額の1,100円は名古屋市営の八事斎場(公営の火葬場。合同火葬のみで、立会い・収骨・返骨はできません)の料金です。民間の業者に限ると、最低額は7,700円です。
立会い個別火葬の分布を詳しく見ると、4社に1社は25,000円以下、4社に1社は35,000円以上です。中央値の28,000円のみを基準に予算を組むと、業者によっては倍近い費用がかかる場合があります。
同じ業者でも方式により1.2〜3.9倍の差があります
相場額だけでは把握できない点として、方式による料金差があります。合同火葬と立会い個別火葬の両方を公表している49社について、同じ業者内での倍率を算出しました。
- 立会い火葬 ÷ 合同火葬 = 中央値2.0倍(1.2倍〜3.9倍)
- 個別火葬(一任)÷ 合同火葬 = 中央値1.5倍(49社)
実例を挙げると、合同12,000円に対して立会い47,000円(3.9倍)、合同12,000円に対して立会い47,000円(3.9倍)という業者があります。
したがって、業者を比較する前に火葬方式を決めることで、費用の見通しが立てやすくなります。 低価格の業者を探すことよりも、返骨の要否を決めることのほうが、費用への影響が大きい場合があります。
猫の料金区分は小型犬と同じ区分が一般的です
ペット火葬の料金はほとんどが体重区分制ですが、猫は成猫でおおむね3〜5kgに収まるため、多くの業者で「猫・小型犬」という同一区分にまとめられています。今回集計した料金表でも、区分名の大半が「小型犬・猫」「猫・小型犬」です。
このことから、次の2点がいえます。
- 体重区分による料金差の影響を受けにくい傾向があります(犬のように、小型・中型・大型で料金が大きく変わる構造にはなりにくいためです)
- 一方で、大きめの猫(6kg以上)は次の区分に上がる場合があるため、予約時に体重を伝えて区分をご確認ください
「小動物一律」の設定をしている業者では、うさぎ・ハムスターと同じ枠で受けてもらえる場合もあります(うさぎの火葬・ハムスターの火葬)。
4つの火葬方式の選び方
| 方式 | 返骨 | 立会い | 適している場合 |
|---|---|---|---|
| 合同火葬 | できない | できない | 費用を抑えたい方/霊園での合同供養を希望される方 |
| 個別火葬(一任) | できる | できない | 遺骨を残したいものの、立会いが難しい方 |
| 立会い個別火葬 | できる | できる | 最後までお見送りしたい方/ご自身で収骨したい方 |
| 訪問火葬(火葬車) | 業者による | できる | ご自宅でお見送りしたい方/夜間・早朝の対応を希望される方 |
返骨をご希望の場合、合同火葬は選択できません。 他のペットと一緒に火葬するため、遺骨を分けられないためです。方式は後から変更できないため、申し込み前にお決めください。お骨が残るかどうかはペット火葬でお骨は残る?で詳しく解説しています。
訪問火葬の仕組みは訪問ペット火葬とは?にまとめています。
亡くなった直後に行うこと
費用を調べる前に、まずご遺体の状態を保つ対応が必要です。
1. 体を清め、手足を自然な姿勢に整えます(死後2時間ほどで硬直が始まります)
2. 保冷剤や氷をお腹まわりを中心に当て、涼しい部屋に安置します
3. 業者を探して連絡します(24時間受付の業者もあります)
詳しい手順はペットが亡くなったら当日に行うこと、夏場の安置は夏にペットが亡くなったら、夜間・土日は夜間・土日に亡くなったらをご覧ください。
棺に入れられるもの・入れられないものはこちらにまとめています。金属製の首輪や燃えにくいおもちゃは、入れられない場合が一般的です。
自治体による火葬
市区町村でもペットの火葬を受け付けている場合があり、民間業者より安いことが一般的です。ただし、取り扱いは自治体によって大きく異なります。
- 返骨できる自治体と、できない自治体があります
- 合同処理のみで、個別の火葬に対応していない場合があります
- 窓口や受付時間が限られている場合が多くあります
金額のみで判断せず、お住まいの市区町村の公式サイトで「ペット 火葬」の案内をご確認ください。 返骨をご希望の場合は、特に事前の確認が必要です。
申し込み前に確認すべき5つの項目
1. 総額 — 骨壺代・出張費・深夜早朝の割増が別途かかることがあります
2. 返骨の有無 — 火葬方式とあわせて確認します
3. 該当する体重区分 — 予約時に体重を伝えて確認します
4. キャンセル料の有無 — 公式サイトに記載のない業者が多いため、口頭でも確認します
5. 許認可の掲載の有無 — 信頼できる業者の選び方にチェック項目をまとめています
まとめ
- 猫の火葬費用に単一の相場額はありません。当サイト掲載109社の公表額は1,100円〜88,000円です(最低額の1,100円は公営の火葬場の料金)
- 実額の中央値は合同15,000円/個別(一任)22,000円/立会い28,000円です
- 同じ業者でも方式によって中央値で2.0倍の差があります。業者の比較に先立ち、方式を決めることをおすすめします
- 猫は小型犬と同一区分にまとめられることが多く、体重区分の影響を受けにくい傾向があります
- 料金を公表している業者は590社中109社(18%)です。公表していない業者については、見積もり時に総額を書面でご確認ください
火葬後の供養についてはペットの遺骨はどう供養する?、納骨の費用はペットの納骨にかかる費用をご覧ください。お住まいの地域の業者はエリア別の施設一覧から探せます。
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集計方法について:本記事の金額は、当サイトが掲載している590社のうち、公式サイトで猫(小型犬と同区分)の火葬料金を公表していた109社の実額を集計したものです(2026年10月17日時点の掲載データ)。同一業者・同一方式で複数の記載がある場合は下限額を採用し、中央値は件数が偶数の場合は中央2件の平均としています。同一施設の重複登録は1社にまとめて数えています。複数社で金額が完全に一致するテンプレート的な記載になっていた437社は、実際の公表額と確認できないため集計から除外しています。料金は改定されることがあるため、申し込み前に必ず各業者の公式サイト・見積もりでご確認ください。
